shigechi-64's diary

自由・自主・自立・自尊

放送大学の授業はおもしろいと思う

この春から大学生になり、手始めに英語の科目を履修してみましたがなかなかおもしろいです。

英語の文法というよりは、なぜそういう考え方になるのかという言語の成り立ちの背景的な部分の説明がたまに入るのでそれが興味深いです。
「空間と前置詞」という授業でふむふむと思ったところなどをメモ的に残しておきます。

・英語は空間をコンパクトに把握する言語である

・日本語は助詞(いわゆる「てにをは」)の種類が非常に多い。助詞を使うとその語の役割が明確になるため、語順はそれほど問題にならない。英語にはそれにあたる言葉がないため、語順が重要になる(語順が正しくないと語の意味が明確にならない)

英語は最初にWho did what?に答えてしまい、あとからwhere, when, how, whyを付け加えていく。英語は次にどういう要素が来るのかが予め決まっている。(語順が非常に重要)

Tips.

道が下がっていなくても遠ざかっていく方向をdownで、逆に向かってくる方向をupで示す

walk down the street - 通りを歩いて行く
She walked up to me. - 彼女が私に近づいてきた

乗り物に乗るときのinとonについて。
大きめの公共交通機関の場合、onが普通(船、バス、電車、飛行機など)
タクシーや車などの小さめの私的な乗り物の場合はin(onを使うと車などによじ登っている感じになってしまう)
「電車に乗り込む」という動作を強調したい場合はget in the trainという使い方をすることも稀にある
自転車やバイクなど中に入れないものは厳密にonを使う必要がある