少年探偵シリーズ復刻
なんと知らない間に文庫化されていました。しかも装丁が昔のままでいい感じです。これは全46巻復刻してほしいですね。
([え]2-3)妖怪博士 江戸川乱歩・少年探偵3 (ポプラ文庫クラシック)
- 作者: 江戸川乱歩,綾辻行人
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
([え]2-1) 怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)
- 作者: 江戸川乱歩,平井憲太郎
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (57件) を見る
元々の1巻〜26巻と27巻〜46巻は、別ものだったのをポプラ社がまとめてシリーズ化して出版したようです。26巻までは小学生向けで人を殺したりとかの描写もないけど、27巻以降はその限りではないということのようです。確かに1巻〜26巻と27巻〜46巻では雰囲気が全然違います。
僕が小学生のころ初めて読んだのは確か32巻「地獄の仮面」。これは「吸血鬼」の少年向けリライトらしいです。話は全然覚えてませんが、カバー紙と挿絵の強烈さにガツンとやられました。怖かったなぁ。Wikipediaであらすじを調べてみたらもう一度読んでみたくなりました。
いつも図書館で借りて読んでいましたが「赤い妖虫」とか「妖怪博士」など何冊かは家にあって繰り返し読んでました。
この「赤い妖虫」クライマックスの挿絵はトラウマで、ページを開いた瞬間ぎょっとしてフリーズしたのを今でも覚えてます。挿絵とかもちゃんと再現されているのでしょうか?ビジュアルの印象はやはり強烈です。このシリーズ、魅力の半分くらいはカバー絵じゃないでしょうか。子供の頃、表紙が怖すぎて表を向けて放置できなかった記憶があります。
↓表紙絵ギャラリーがありました。
おお、そうそう、こんなんでしたw懐かしいなぁ。
この表紙だけでそこそこな破壊力なんですが、中の挿絵も負けていません。子供心に見てはいけないものを見てしまったという感じでした。27巻以降はもともと大人向けのものをリライトしてるのでトラウマ候補満載です。「地獄の仮面」もついでに。
リアルすぎる「唇のない怪人」。この柳瀬茂って画伯、天才でしょうか。
子供のころに一度通読しただけで、印象的なシーン以外はほとんど覚えてないのでまた最初からちゃんと読んでみたいです。