映画『レスラー』
見ました。
2008年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作品です。主演はかのミッキー・ローク。
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あらすじ(Wikipediaより)
1980年代に人気レスラーだったランディだが、二十数年経った現在はスーパーでアルバイトをしながら辛うじてプロレスを続けていた。ある日、往年の名勝負と言われたジ・アヤトラー戦の20周年記念試合が決定する。メジャー団体への復帰チャンスと意気揚がるランディだったが、長年のステロイド剤使用が祟り心臓発作を起こし倒れてしまう。現役続行を断念したランディは、長年疎遠であった一人娘のステファニーとの関係を修復し、新しい人生を始める決意をするが…。
プロレスとか80年代の音楽とか空気感が好きな人はとりあえず見て損はないかもしれません。あと男のロマン的な何かが好きな人も。
ロックとかショウビジネスの、華やかなんだけどちょっとクズっぽいダメな感じ。プロレスラーはエンターテイナーで、男はバカ。でも泣きました。そんな感じです。
あ、あと娘役の人がきれいな人です。
映画『MAGIC』
見ました。
前から見たいと思っていたんですが、ちょうどTSUTAYAで見かけたので早速借りてみました。
コーキー(アンソニー・ホプキンス)はさえない手品師。場末のクラブのステージで毎夜マジックを披露するが、地味なルックスも手伝って一向に人気が出ない。しかし、客の注目を集めようと腹話術を交えたマジックショーを始めたところこれが大当たり。人形のファッツとともに一躍人気者になる。
順調に仕事を増やしテレビ出演の契約も決まりかけた矢先、彼は突然姿を消してしまう。多忙により精神的に疲労していた彼は、衝動的に故郷の町に帰ってきてしまっていた。そしてこの頃から彼は人形のファッツに対し違和感を感じ始める。ただの商売道具に過ぎなかった人形が、練習やステージを繰り返すうち、あたかも生きた人格を持っているかのように感じられてきたのだった。
「俺はどうかしてしまったのだろうか・・・?」
そこへマネージャーのベンが彼を連れ戻そうと追いかけてくる。ファッツを片時も手放さないコーキーを不審に思ったベンは、彼にひとつの提案をする。それは「ファッツを5分間黙らせる」ことだった。簡単さ、とファッツを手放すコーキーだったが・・・
アンソニー・ホプキンスの演技も素晴らしいんですが、人形の存在感が凄まじいです。
随所に人形の姿や顔アップが挿入され、何とも言えない不気味さを醸し出します。そして操っていたはずの人形にだんだん操られていくコーキー・・・ある意味主演はこの人形かも、とまで思ってしまいます。
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ちなみにこの映画、Metallicaの「Sad but True」の元ネタです。この映画を見たあとに歌詞を読んでみると、なるほどなーという感じがします。
椅子
今日とあるカフェで座った椅子がものすごく座りにくくて難儀しました。
背もたれが垂直で、しかも高さがあるので後ろに上体をそらす姿勢がとれない。一定の姿勢でじっと我慢できない自分にはすごく辛かった。座面も木なので固いし、回転早めるためにわざとそうしてるのかしら?と思ってしまいました。
デスクワーカーにとって椅子は大事です。
デスクワークには体に合った椅子が超重要!はてなデザイナーに人気の椅子を調査してみました - Hatena Design Group
安部公房『砂の女』
読みました。
閉鎖的なコミュニティと、そこから抜け出したいけど抜け出せない、でも安住してしまえばそれはそれで安らかに暮らせないこともない、見えない牢獄のようなものを描いているのでしょうか。比喩の表現が豊富で、砂のざらっとした感覚が伝わってくるようでした。
- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/03
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