内田樹『日本辺境論』
読みました。
これは非常におもしろかったです。トビラに読み出したら止まらない、とありましたが本当に止まりませんでした。日本論好きならば読んで損はないと思います。
個人的に最終章の日本語について書かれているくだりがおもしろかったです。日本語ってハチャメチャだなぁとよく思っていますが、もしかしたらこれでいいのかもという気分になりました。この本を読む前に「日本語が亡びるとき」も読みましたが、この特殊すぎる言語は確かに守っていくに値するものかもしれないと今は思っています。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/11/01
- メディア: 新書
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- 作者: 水村美苗
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